不動産 売却

なぜ、不動産査定が必要なのか?

不動産売却は、人生に一度あるかどうかの大きな出来事です。
不動産は人生で売ったり買ったりするものの中で、最も金額が大きいものの1つです。不動産の売却が人生全体に与える影響はとても大きく、計り知れません。

 

不動産の売却には、入念な準備をもって対応したいと考える人は多いでしょう。
しかし実際には、「不動産の売却をせざるを得ない状況」に突然追い込まれることがあります。そんな場合には、もちろん十分な準備や知識もないままに、わずか数力月で大きな決断をしなくてはならないかもしれません。

 

そのような状況に追い込まれたと想像してください。おそらく、「いくらで売ればいいのか?」「誰に頼めばいいのか?」「売るためにはどのような準備が必要なのか?」「どうすれば高く売れるのか?」という基本的な問題に頭を悩まされることになるでしょう。

 

そして結局、これらの問題に対するベストの答えを見つけることができず、不動産仲介会社にただ漫然と自分の不動産の売却を委ねることになってしまうかもしれません。その結果、どうなるのか。

 

不動産が高く売れるかどうかは「依頼した仲介会社次第」となってしまいます。
つまり、希望する売却価格と仲介会社が提示する価格が大きく違うとしても、自らコントロールできないまま、運命を相手に委ねざるを得なくなります。そして気がつけば、泣く泣く安い価格で売るはめになっているかもしれません。

 

そのような残念な結果は、売主の人生全体に悪い影響を及ぼすかもしれません。不動産を売却したお金を今後の人生計画に役立てようと思っても、思ったより安く売れたのでは困ります。老後の生活資金や介護費用、旅行や趣味の費用、相続税の納税資金、借入の返済資金、子供や孫の教育資金、いざという時の蓄え……。人生には大きな出費がつきものです。

 

大切な不動産の売り方を誤ってしまったために、そうした費用を用意できなくなってしまうかもしれません。
お金が一番というのではありませんが、家族みんなが安心して豊かに暮らしていくには、ある程度のお金や収入が必要です。それを得られるかどうかは、わずか数力月の「不動産の売却」にかかっているといえるのです。

 

不動産売却において重要なポイントは、「高く売る」「円満に売る」「安全に売る」ことです。
特に「円満に売る」は、家族関係にも影響します。不動産を売却する場合には、父親や長男など家族の誰かが取り仕切ることが多いものです。家族の誰もが納得できる価格や売り方で売れれば問題ありませんが、不動産には定価がなく、価格や売却条件は、売り手と買い手の間の話し合いで決めることになります。

 

この話し合いの流れによっては、必ずしも売り手が望んでいた価格で売れるとは限りません。
もしも結果が悪く、売却条件にも問題があれば、他の家族の間に取り仕切った方に対する不満や不信感が残ることになるかもしれません。そうして生まれた「溝」は、なかなか埋めることができないものです。

 

想定していたよりもはるかに安い価格で売れてしまった場合に起こり得るもう1つの問題は、財産を平等に分けられなくなることです。お金に関する不満や不平等があると、仲の良かった家族でも、お互いに口もきかない関係になってしまうことも、決して珍しくありません。それだけお金に関する「不満」「不信感」は、長きに渡って残りやすいのです。

 

先祖代々の土地を売る場合であれば、長い年月持ち続けてきたわけです。
その土地に対する思い入れや愛着などもあるでしょう。買い手に「安かったら買う」「こちらの条件をすべてのんでくれるなら買ってもいい」といった姿勢を示されると、売り手としてはがっかりします。

 

しかし現実的には、ご先祖さまがとても納得できないような価格や売り方で売っている方も多々いらっしゃると思います。
では、なぜ不動産が「安い価格」で売られてしまうことが度々起こるのか。それは売主も不動産仲介会社も「近隣の相場価格で売ろうとする」からです。「高く売ろうとしない」、もしくは「高く売る方法を知らない」からなのです。

 

不動産は工夫次第で、不動産を相場よりも何割も高い価格で売ることができます。
私は実際に、2006年から一般非公開型の入札。オークション形式で数多くの不動産の売却のお手伝いをさせていただいておりますが、これまでに扱った不動産の多くは、相場価格の2割、3割以上、時には4割以上の価格で売ることに成功してきました。過去の実績を平均すると、およそ相場の3割増しで売却してきたことになります。

 

一般的に不動産仲介会社は、「売主の希望価格、もしくは相場価格で売ろう」と考えます。つまり、「売主の希望価格を超えて高く売ろう」という会社、もしくは希望価格以上の値で売ることができる会社は少ないかもしれません。その結果、売主の大切な不動産を安く売ることになり、その後の人生で大変苦労することになってしまった不動産の所有者とその家族を、私は数多く見てきました。

 

そのような悲劇をなくしたい、売主とその家族がいつまでも幸せでいられるよう、売主の側に立って満足のいく価格での売却をお手伝いしたいという強い思いをもって、私は不動産を高く売るための仕組みをつくり、これまでたくさんの不動産の高値売却のお手伝いをしてきました。

 

それはいかに買主が安心して、安全に、積極的に買える状況をつくるかということでもあるのです。
買主への誠意ある対応、情報提供、リスク開示、間題の解決、懸念事項への迅速な対応が、買主の利益に繋がるのです。そしてそれは結果的に、売主の利益にも繋がります。